紅葉の高野山・女人道

R1.11.9(土)  <快晴>

 

 

 

女人道から果無山脈              中川さん

 

 

高野山は明治39年まで女人禁制で、女性は山内に入れなかった。このため七つの参詣道の入り口に籠り堂として女人堂がつくられた。今回は、現在唯一残っている不動坂口女人堂から弁天岳、大門を経て厳しいアップダウン山道の六つの女人堂跡を辿った。当時の女性の苦労を察しながら
好い天気と果無山脈の大展望と紅葉に助けられて歩いた。(M)

 

 

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最高

思いをよせる花にも逢えた

立冬も過ぎた11月前期のハイクは高野山女人道。駅の近くには朝日を受けた柿の実が艷やかに光る晩秋の静かな情景が見られた。今回は七口あったという女人道で、唯一現存する不動坂口の女人堂には、女性にとって とても非道なことがあった、と記されていました。

1040分 女人堂前の お竹地蔵様に無事を祈願して出発。すぐ側の道を登り出し、985mの三角点のある弁天岳に1110分に。辯財天に拝礼後、秋晴れの下 元気ハツラツ“1+1=2−!! ”鳥居をくぐりながら下り大門口女人堂跡を11時半に通過し、立派な大門に到着。もう一度 ”1+1=2−!!

道路を横断し轆轤峠へと進みました。12時頃でした。それから上り坂が続き“そろそろ昼食を・・・”と声がかかり、やっと展望の良い所でランチタイムとなりました。小春日和の中で快適でした。

昼食の後、上り坂を進んで相の浦女人堂跡へと進み、1時15分頃大滝口女人堂跡へ向いました。紅葉もチラホラ見え、杉や高野槇も多く高野槇の落ち葉の上はフカフカでした。Eの円通寺前は1時半頃に休憩タイム。その後は下り坂で2時前にFの弥勒峠へ向か所で、先を急ぐSさん達三人と別れ、右手の坂道を登り大滝口女人堂跡を通過し中の橋案内所へ向いました。

この手前の野原で ずっと以前に来た時“調査に行った時あったわョ”との言葉がパッと閃き、もしかして今日も咲いていますように、と目を さらのようにして見廻すと、大きいのは もう枯れていたけれど、一本だけ450cm位のが、立派に枝を広げ、堂々と咲いており感激(アケボノさん)有難う。これで今年の見納めかも、と思いつつ案内所に到着できたのが2時半前。奥の院へは前に行っているので止め、急行バスに乗車しました。

文句のない天候に恵まれ、山歩きが楽しい季節。入山を許されなかった女人達が巡った聖地の雰囲気を、かみしめながら歩いた女人道、サルトリイバラの実で、赤く可愛いく。

思いをよせる花にも逢えたし、今回のハイクは最高に素晴しかったです。2214歩。いつものことながら お世話になりました皆様本当に有難うございました。           ( 羽木 敬子さん )より

 

 

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