五つの世界遺産を展望

    明神山

3.11.13(土)   <晴れ>

 

 

大和川に架かる大正橋と明神山

 

 

 

思い出のアルバム  レポート

高橋さん

中川さん

羽木さん

 

 

大きな生駒山系が南へ延び、大和川を越えると標高200b前後の尾根が

東から南へ続いている。大阪と奈良の県境で、過っては河内と奈良の

送迎(ひるめ)道と呼ばれていたところである。その中心に明神山があり、

その展望台から五つの世界遺産が一望できるので たいへん人気が高い。

この日も好天に恵まれ、コロナ感染者も少なくなったためか

大勢のハイカーで賑やか。山歩楽は送迎山城址や七郷山城址を巡り、

県境尾根を南へ、関屋不動尊を経て、最後にはロープ場の激下りもあり、

近鉄関屋まで縦走した。

 

 

 

 

 

大展望と楽しい道、スリルもありました

冴えわたる秋晴れの中、今回のお山は、お仲間の発案で五つの世界遺産を展望できるという明神山です。登り易くということで、500段の階段があるという。

9時50分、大和路線の三郷駅前で“1+1=2−!! ”を終え出発。大和川を渡り10時過ぎに藤井ルートという登山道へ進み、階段が始まりました。10時半になんとか登りきって、ベンチのある所で休憩タイム。次は右折して迂回路とある道を進み道路へ出たのが10時45分頃。

その後、山頂まで460mの標識があり、276.6mとある明神山頂上に着いたのが11時過ぎ。埋め込まれた三角点にタッチ。展望台から たおやかで広大な大阪平野の絶景を堪能。快適で気持ちが膨らむ思いでした。水神社に参拝後、会長夫妻とも合流して出発。

真っ赤な実をつけたフユイチゴの道は快調に足を運び、ボコリダケも足元に、送迎山城址を散策し、1145P261mの緑の館のような広場で、木洩れ日を浴びながらの楽しいランチタイムとなりました。

1220分出発。歩き始めた道はフユイチゴ ロードともいえる美味しそうな道、クサギや白いスズメウリも見られワクワクする道。オレンジ色の鉄塔の側を進み、尾根上のDに到着が1時前。その横には十三石塔も祀られていました。ここは七郷山城址といわれている所。その後、河内国分寺境内とある道を進んで、関屋不動尊に参拝したのが1時半過ぎ。山伏の方達のホラ貝は、私達にエールを下さったような気持でした。

モチツツジの帰り花が見られたり、紅葉した落葉に足を取られないように足を運び155分 右折した後、岩場の激しい下りがありました。

会長からアドバイス、ロープをしっかり握り、身体を岩場から離し、足は大きく開き、足場を確保するようにと、下でリーダーが控えてくださり、お陰でスムースに下りることができました。道路に下り立ったのが215分頃。イヌホオズキや赤いカラスウリを見ながら駅へ向かい、関屋駅到着は245分予定通りです。

  天候に恵まれ、今回は とてもドキドキする場もありましたが、楽しんで

歩けました。いつもながら皆様にはお世話様になり、感謝ばかりです。

本当に有難うございました。     ( 羽木敬子さん )より

 

 

 

 

 

山歩楽会