側川(そばがわ)渓谷から滝畑ダム

4.6.25 ()  <晴れのち豪雷雨>

 

 

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清水ノ滝   (中川さん)

 

 

槇尾山系の水を集めて流れる側川渓谷は深い谷と清流が素晴らしく、

清流の滝群とスリルを体験。そのあと三国山系の三山を踏みボテ峠へ向かった。

遠くに聞こえていた雷鳴が、着くや否や強大な稲妻と雷音、猛烈な豪雨で全身ズブ濡れ

また最後尾に二人、足が痙攣と脱水症状の熱中症の人が・・・

回復に時間が かかったが。強烈な記憶に残る山行になった。(無事で よかった)

 

 

想い出のアルバム  レポート

高橋さん

中川さん

羽木さん

 

 

 

激しい雷雨 思い出に残る山歩でした

 

梅雨の中休みのような好天となった6月後半のハイクは側川渓谷から滝畑ダムへ。会長の説明では、21年前の平成1312月に72名の参加で歩いた、との由。この暑さで 今回は歩けるかしら、と思いで説明を聞き、頼もしい新人も加え、タクシー4台に分乗して和泉中央駅を出発、側川沿いで下車。950分頃に歩き始め、緩やかな林道の登坂を白いホタルブクロを目にしながら@の出合橋に到着して“1+1=2−!! ”一息つきました。

深い森の中は鳥の声も聞こえ、清流の音で涼味があるけれど汗が吹き出てきます。清水滝への分岐に着いたのは10時50分頃。40bの落差がある名瀑へは前にきっと行っているだろう(?)と思うのでパス。7人づつに分かれて左手の山道を登り始め、愛らしいピンクの小さなササユリが一本、可憐な姿を見せてくれ、素敵な ご褒美に少し元気が出ました。Bの五つ辻に着いて休憩、1115分でした。

会長は滝組を待つとのことで出発。険しい登りが続き、周囲を眺める余裕もなく ようやく尾根に着き12時、木のベンチのある所で ようやく待望のランチタイムです。

12時半に出発して施福寺への分岐から急登でCの647m奥槇尾山に登頂できたのは1時前。アップダウンが厳しいなか713mの十五丁石地蔵山に到着は124分。尾根道のミヤマシキミの緑色の尾がきれいだった。猿子城山709mには150分に登頂。さあ、出発という時に“声が聞こえる”との由で、下を見ると滝組さんが4人 颯爽と到着しました。感服です。

小休憩の後、11人で出発。厳しい下り道を進みます。雷鳴が だんだん近づいてくるようで気は焦り雷鳴と共に風も生暖かくなり、ポッポッと雨粒。“ザックカバーを”の声で、ザックを下に置いた途端、激しい雨足で動けない。少し弱くなったかなー、と川のようになった道をジャブジャブと歩いて、無事、滝畑ダムのバス停到着は3時半頃。

また雨足が強くなり、4時過ぎにバスが来てホッ、としました。脚が遅くて お仲間には迷惑かけてしまい心苦しかったですが、優しいお心遣いが、とても有難かったです。とりあえず完歩でき万感の思いです。本当に有難うございました。

羽木敬子さん )より

 

 

 

 

コース

南海難波駅(8:18発)=泉北線和泉中央駅(8:53)

タクシー相乗り= (側川林道)・・・出合橋・・・船底

A(谷コース)・・・(清水ノ滝)・・・五つ辻・・・

B(尾根コース)・・・五つ辻・・・

奥槇尾山・・・十五丁石地蔵・・・猿子城山・・・ボテ峠

・・・滝畑ダムBS=河内長野駅

 

 

 

 

老いぼれ犬  独り言

日増しに幸せ、幸運、生きていることの素晴らしさ嬉しさが込み上げてくる。あの大雨の辛さより、稲妻、落雷の怖さが何倍も強かった。ここが88年の最後の地か、と思った。山を走った14年のオリエンテーリングと山を歩いた26年の山歩楽も、ここが最後かと思いながら歩を進めた。

 結果、全身ずぶ濡れではあったが、幸いに生存を許された。まだ頑張れ

ということか、メンバー全員が無事だった。メンバーの皆さんに感謝です。
有難うございました。(戌年の喜)

 

 

 

山歩楽