皆さんのお陰で今年も元気に楽しく歩くことができました。


 2009年の終幕を飾る山は何度かコースを変えて登った大峰山と中山最高峰。今回は半分がトンネル内で鉄橋の上に立つプラットホームがある趣の感じられるJR武田尾駅が出発点。久しく元気なお顔も見えて嬉しいこと、武庫川渓谷を右に見て、枕木の残る廃線跡の道は宝塚市がJRから借りた1.3kmあるという遊歩道。

二つ目の長いトンネルを抜けた所で、全員揃って “1+1=2−!! ” 桜の園の入口から右側の尾根に入り厳しいジグザグの急登。冬木立が続く道には、それぞれの木にウリカエデやクリハダカエデ、ヤブムラサキ、ミツバツツジ、タカノツメ、ナツハゼ、ヤブツバキ、ネジキ等の名札かつけられ、楽しみながら進みました。

まず最初の山は安倉山で三度目に標示した先の奥まった所にピンクのテープが見えて、それと分かり三角点にタッチ。休む間もなく次の大峰山に向かいました。下りからアップダウンが続き、空が見えて十万辻への分岐広場に着き、食事をしているグループもありましたが、テープの先導で少し登った雑木林に囲まれた三角点にタッチ。既に昼食を終えそうな先陣組に続いて、腰を下ろして食事にしました。丁度正午、日差しはありましたが時折寒風も吹き、早々に終えて次の目的地に向かうことに。

 鉄塔広場は展望も良く、北摂の山々が連なっていました。赤い実をつけたソヨゴの木も多い樹林のなかを進み、軽いヤブコギを楽しみ国道に下り立ちました。ダムを前に右に下りましたが、ダムへの道が無く、引き返して時に川向で話し声が聞こえ、下りた所から左に向かって上がり、Iさんの先導でダムの下を歩き出した時に、会長のホィッスルが聞こえ無事合流しました。

 中山最高峰の展望を楽しんだあと、奥の院までの道は楽でウラジロがとても綺麗。クマザサも多かったです。奥の院に参拝し夫婦岩の広場からは長尾山連山や甲山、六甲の山並みと市街地が見渡せ心も和みます。173mの三角点はパスして、静かな住宅地を抜けて売布駅に到着。途中の空地にはモチツツジがたくさん花をつけ、一瞬季節を疑いました。

この日は気温も低く、時々木枯らしのような風も吹く一日でしたが、今回の行程には、このぐらいの時候が体調に合っていたように思います。万歩計は3万2千歩足らず。会長やお仲間のお陰で今年も元気に楽しく歩くことができました。本当に感謝申し上げます。来年も又どうぞよろしくお願いいたします。 

(羽木 敬子さん)                                 

 

歩みTOP