カタクリ 金剛山 ニリンソウ

・・・ 27.4.25 ・・・

 

 

 

 

大阪の南尾根といわれる金剛山は四季折々の姿を見せてくれる。今回はカヤンボ谷を
登り、カトラ谷を下るという難コースで、カタクリ、ニリンソウをはじめ、十数種の花が
見られ、その中には珍しいサイコクサバノオがあった。

 

 

 

小滝さんレポートアルバム

高橋さんアルバム

 

 

羽木さんのレポート

金剛の春の花々

 

 

 

 どうして、この季節にあのコースを歩いていなかったのかと・・・驚くほどの花の数々に、カタクリの花の大きなこと、ニリンソウの大群生のすごさ、片手で足りないほどの山野草の多さに驚きでした。

(宮森さん)

 

 

 

 

 

金剛山、こんなに素敵な山だったのか

初々しい新緑の候の山歩きは歴史の山・金剛山、カタクリやニリンソウのフラワートレッキング付です。今回は富田林からバスで水越峠まで。車窓からはフジの花や珍しくなったレンゲ畑も見られワクワク気分です。

 好天気に恵まれ、元気良く“1+12!! ”を終え、925分頃出発。四阿の傍らに『ダイヤモンドトレイル』の標識があり、木々の緑が際立つ林道を歩き出しました。両側には白いセントソウや癒しのビタミンカラーのようなヤマブキが我が世の季節と謳歌。950分『金剛山まで3.5km』の標識を見て、右手に『金剛の水』とあり、有難いとゴップ一杯ゴクゴク。歩き始めたばかりなのに命の水と思う程、良いタイミングの水飲み場でした。

 10時沢道に到着、会長の言われていたハイライトコースのカヤンボ谷へと足を踏み入れました。ここ暫くお天気が続いたので渓流の水も渡れるほどで、ニリンソウの群落が、ずっと見られてウルウルです。快調に進み正面に高い堰堤が、足元のヤマルリソウに見守られながら三連続の梯子を一人ずつ登り、殿方の手を借りて無事安全地帯に着地、有難うございました。

白雲岳への分岐へと進んで来たのが1044分、白雲岳へは何年か前に登ったのでパスして、右側の尾根道へ。クマザサやミヤコザサの茂る道から杉林のフカフカ道へと足を運び、1110分、待ち焦がれたカタクリの花が現れ歓声。少し大振りで、容姿もやや上向きや、俯き加減に広がり色も様々、やはり山域独特のものがあるのでしょうか、表情も変化に富む様子は、その山に登ってこその花との出逢いがあり山を歩く楽しみを増してくれる気がします。

浮かれた気分で鳥居を1120分に。カタクリの前で出逢った健脚組さんは颯爽と湧出岳へと向かわれました。ミヤマカタバミの群生も立派で素晴らしかった。葛木神社の前では無事の下山を祈願して山頂の国見城跡に到着が1135分。ハイカーで賑わう中で、離れないように集まってランチタイムです。

 別の下山道を行くグループと別れ12時に出発。急勾配の木段をずんずん下りてニリンソウが見られるという沢道へと向いました。エンレイソウやユキザサ、ネコノメソウ、花はまだのトリカブトの群落、スミレ、ムラサキケマン、ヤマエンゴサク、そして沢一面を包むかのようなニリンソウの大群落は絶景。それにヤマシャクヤクが二株蕾をつけて、もう最高です。“凄いネェー”の声があちこちに。

 険しい沢下リもお花のお陰で高揚した気分のままで下りることかできました。振り返ってみて、垂直のように見える斜面に思わず絶句。凄い所を下りてきた・・・と胸をなで下ろしたことでした。バス停までの道もピンクのカキドオシやサルトリイバラ、キケマン等などYさんがイチリンソウを見つけ、Tさんがパチリ。バス停到着が2時少し前、19370歩。”今回は早いネェー”と皆ビックリでした。

 この時期、山野草の宝庫だった金剛山。こんなに素敵な山だったのかと改めて思いました。フラワートレッキングも堪能でき、沢下リも へっぴり腰ながら満喫。絶好のタイミングの金剛山ハイク感激です!! 嬉しかった。有難うございました。そしてお世話になりましたお仲間の皆様にも感謝です。 (羽木 敬子さん)より

 

 

山歩