花折峠から天ヶ森

27.9.26 土 (晴れたり曇ったり)

 

 

天ヶ森はナッチョとも呼ばれる大原十名山の一つで、旧鯖街道の花折峠からの尾根筋は

展望がよく静かな山歩きが楽しめるコースである。小さな秋の風景をゆっくりと歩いた。

 

 

                                                                             中川さん より

 

 

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大原十名山の天ヶ森ナッチョへ

お彼岸明けの土曜日、心配だった雨もなく上天気。今日の例会は京都大原十名山の一つ、天ヶ森(ナッチョ)へのハイク。花折峠口まで堅田からバスを利用。登り口にはキツネノマゴ 唇のような形をしたピンク色の花で、名称からは想像できない愛らしさ。澄み切った空の下で爽やかに“1+12!! ”のあと 945分頃に出発しました。

 緑陰の道は気持ちが良いと思いながら歩いていると、右手の甲がチクッとするので、何と見ると小さな焦げ茶色の点、早々とヤマヒルのお出ましか・・・と、足元や帽子には塩水をスプレーしたのだけれど、1ヶ月振りの山歩きで意気込んでいたのに、容赦なく くっついて離れない。手袋を脱いでパシッと払い、これで今日の厄払いかも・・・と 気を取り直し、トリカブトの花やマツカゼソウの道から緩やかな登りを経て 少し傾斜がきつくなり、P762には1045分に到着。

 ママコナが群落しているP812には1114分に着きました。樹林の中を少し下ってNO.4の小径の分岐を過ぎ ミタニ峠を通過したのが1150分。また登りが始まり倒木のある 台地に着いたのが1213分。ランチスポットには最適の場所。待望のランチタイム。

元気になったところで歩き始め 鹿避けネットの側を歩き、心配になる程の下りの後は やっぱり登り。待望の天ヶ森ナッチョとある812.6mの三等三角点にタッチできたのは110分。Vサインで“1+1=2!! ”です。

 百井の別れで左折し 小径の交差に1時半、下山は足が疲れる頃なので緊張します。浮石や滑り易い木の根 声を掛け合って沢道から道路へと下り立ったのが2時半。ホッとした所で、それぞれヒルが付いていないかと・・・。外したスパッツのなかに張れたヒルが付いていたり、ウエストポーチの中にまで何故か侵入していたり、腕カバーに張り付いていた人も。心配する程の被害が無かったのが何よりでした。

 小出石のバス停でお二人と別れ 大原まで歩くことに。今回の山道は緑の栗のイガやたくさんのキノコ類が見られ、また大原までの道すがら民家のお庭からは金木犀の芳香が漂い、色とりどりのコスモスや秋明菊 秋海棠が咲き誇り、道端にはボッテリした実をつけたアケビ、白い花冠と赤い萼が美しいクサギ カマズミの赤い実 ヒガンバナ ススキ等など、大原の里はもう秋色に染まっていました。

 バス停に到着は3時半、40発のバスで帰途につきました。日差しも和らぎ ヒルのおまけ付きでしたが、久し振りの山歩きで心身共にリフレッシュ 楽しい一日でした。お世話になりました皆様いつもながら有難うございました。6月末の六甲以来 お顔を見ていないHさんですが、皆さんも気にされているようです。どうされて居られるのでしょうか 元気なお顔を見せてくださいね。

(羽木 敬子さん)より

 

 

山歩楽