北摂の名峰 大船山

28.10.22(土)  ―  曇り ―

 

羽豆川のコスモス畑と大船山()

 

 

北摂のどこからでも、その雄姿を見せている歴史の大船山。南に続く稜線を縦走した。

麓里の古刹・大舟寺には天然記念物の「三宝のカヤ」と呼ばれる大きなカヤの木があった。

波豆川登山口からの町石参道の途中にはアケボノソウの群生が見られ、

南稜を縦走して下山路の池近くでは珍しいナンバンギセルが姿を見せてくれた。

 

 

 

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473回   大船山南稜を縦走    2016-10-22

今週は21日 鳥取県震度6弱の地震 大阪震度4起き、西日本緊張する週だった。

今日22日天気予報 曇り 雨大丈夫の予報、大阪、三田駅で集合

925発のバス波束川行き乗車、車中子供の遠足のよう、

大舟寺前バス停下車すぐ、大舟寺(だいしゅうじ)とも言われた様、

会長の説明で昔、このあたり湖沼で寺に船を着ける松の木が有ったとの伝説、

大舟山を後ろに1+1=2―

 

草花見ながら1025スタート・・登山口表示 幅の広い山道、

所々地蔵形の町石表示が有る。道は荒々しい石の道続く、沢から分かれるY字分岐、

右へ山らしいロープの有る登りになる、ああ疲れた。大舟寺廃寺跡、説明板のみ、

直ぐ登った所分岐1125 休憩し、左へ傾斜のキツイ登り、疲れ長い列になる、

見えた祠、大舟山山頂P653三角点1145360度山山、虚空蔵山、

大野山、剣尾山が眺められる、昼食の後 集合写真を撮り1215スタート、

 

まあ、藪の様な下山口、入口が分かり難い。私先頭、カンで下るが何度も蜘蛛の糸

大声出す、御免、反射板1225、柵をつかみ進む

D分岐P497三角点方面、待機する人も、四等三角点P497タッチ、

Dに戻りE鞍部分岐、右へ(左@へも可)少し緩やかな道に変わる、池にでる、

少し左よりの道に入る、広い林道に出る、段々3つの池を左に見、集落が見える、

 

木器方面と木器北バス停方面に分かれる、木器北バス停1435着、

バス最終1441乗る 木器バス停1443皆乗り込むが Yさん走る、乗れた◎、

JR三田へと向かう、今日は4時間のドラマ、距離も少し短く8キロ程、

元気よく、お疲れ様、今回、新入りさん、久しぶりさん お疲れさま、

次回高取城址 また逢いましょ。  (小滝さん)より

 

 

秋の野山を満喫した一日でした

芳しいキンモクセイの香りに移りゆく季節を感じる日々、10月後半の山歩は大船山です。アケボノソウが見られそうとのことで足取りも軽く集合場所へと向かいました。ニューフェースと久方ぶりに参加の方達を拍手で歓迎。大舟寺に参拝の後、境内の樹齢300年以上という大樹の榧に感嘆しながら1+12!! ”。

タデやツリガネニンジン、ノジギク、青紫の花(アキノタムラソウ?)などを見つつ1020分頃出発。畦道から登山口へと入りました。そして谷へと進み、もうそろそろ お目当ての花が現れるのではないかと気もそぞろ、前方から“アケボノソウ!! ”と声がして、もう駆け足に小さな花姿でも しっかりと存在感のある お花の群落を目にして至福の時を貰って前進です。頭上ではサラシナショウマも1本咲いていました。

歩き始めて30分を過ぎて休憩。その後 1112分頃、左手奥に『待ち仏』の標識を見てから1120分 廃寺跡に到着。百済の僧が大船山で修行して創立したとか、この辺りは昔は湖沼だったという。

皆の待ってくれている分岐に着いたのが1125分。左へと進み急斜面になった道をモクモクと登り、653mの山頂に到着が1145分三角点にタッチして鄙びた印象的な石の祠にお礼の拝礼を済ませ すっきりした気持ち。過っては大舟寺があった由来の説明板もありました。

羽束山や有馬富士を眺め、一輪のツツジの返り咲きやコウヤボウキ、アキノキリンソウ、真赤な実を付けたミヤマアキノシキミなどに囲まれながらのランチタイム。会長達も到着、全員揃って賑やかに“you and me ”久しぶりでハイな気分。

1215分下山開始、急坂を下り電波塔の鉄柵の側を通り、尾根のアッブダウンの続くなか、ピークを1240分に通過。またアップダウンを経てDの分岐に着き、待機組に待ってもらいザックを置いて497mの山頂へと向かい、雑木林の中の三角点到着が120分。“好きな径だから、また下で会いましょう”とNさんは天柏神社の方へと進まれました。

分岐まで戻ってきたのが1時半過ぎで、そのまま歩を進めEの鞍部に2時前。そして池の周囲に下りて来たのが215分頃。周囲にはススキが群生しており、何人かで探してみても見つからない。以前に来た時は見る事ができたのですが…。葉緑素がなくサトウキビやミョウガにも寄生するというナンバンギセル。万葉集ではオモイグサと記されているそう。その時代の人々は、奥ゆかしい花名で呼んでいたのですね。でも花形を見れば今の名が覚え易いのですが。

バスの時間も気になるので道を急ぐことにしました。ワレモコウや色とりどりのコスモス畑、群生しているセイタカアワダチソウ、赤い茎に黒い実を付けたヨウシュノヤマゴボウや鈴なりの柿木など里山の長閑な風景に癒されながらバス停に到着したのが24217622歩。すぐにバスが来て乗ってみると先陣組さん達も乗っておられ無事合流。途中から三角点で別れたNさんも一緒になり三田駅へ。

朝、会長が言われたように気温も少し低くなり歩き易く、程良い道程で お気に入りのお花にも出逢えたし、嬉し楽しの山歩きで秋の野山を満喫した一日でした。いつもながら お世話になった皆様、本当に有難うございました。 (羽木 敬子さん)より

 

 

 

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