高取城址からキトラ古墳 28.11.12(土) 快晴 |
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中川さん より
“日本晴れ”に紅葉を期待して8年振りに高取城址に登った。備中松山城、美濃岩村城と並んで日本三大山城といわれている。その中でも高取城は麓から本丸までの高低差、比高がもっとも高く、その壮大な規模から「日本一の山城」ともいう。壮大な石垣と折からの紅葉は素晴らしかった。 前回は春に城址から芋峠、竜在峠を経て多武峰へ歩いたが、今回は高取山からキトラへ続く尾根の古道を辿った。ここを通る人も少なく踏み跡も消え、倒木や笹の密生地を掻き分けたり,跨いだり潜ったりしながら、確りと地図読みとGPSで現在地を確認しながら縦走した。 キトラ古墳は、高松塚古墳に続き日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳で、きれいに整備された公園になっていた。 |
475回 高取城址からキトラ古墳 今週中場 急に寒波、北海道は強い吹雪 大阪は最高気温13度と気温の 変化の多い週でした。今日は暖かく快晴で20度壷坂寺17度、最高の日和。 近鉄壷坂山駅9:05着 今日は地図の説明しっかり聞いとかなきゃ、 9:25出発 土佐道分岐で1+1終え
薬の城下街を歩き、 道には薬草のタイル、船戸橋まで 左へ山道に変わる泥と落ち葉まだ草花濡れてる。舗装道から地道の 参道森林浴 壷坂寺着。お堂に紅葉眺め、五百羅漢めざす。 11:00大きい岩に仏像彫られ小さな石仏も、手を合わし、 本格的な山道登る、列も左右分かれ城址へ、11:50本丸ゴール 高取山三等三角点タッチ。紅葉満喫しながら昼食休憩 日本晴れ、 12:25午後の部スタート、枝道が多く分かり難い 北へ、山道下り、猿石12:45右へ通過、細く山道足跡も無い、 P460裾通過、K上小島分岐、倒木が多く コースを塞がれ、笹の密生地、 何度も木跨ぎ 踏み跡無いか、人が通過した形跡は有る、 身体、リュック笹の葉屑だらけ、一時会長にコース確認し 尾根下山、倒木の道グングン下る、アレ〜いつの間にか後ろ列いない、 4人になる 広い地道に出、古い舗装道、集落の中通過し キトラ古墳14:50着
少し散策広い国道の様な道路壷坂山駅まで、 朝写真写した土佐道分岐、眺め駅へ 15:23発の電車で4人帰宅に向かう、逸れて御免なさい。(小滝さん)より |
凄いヤブコギも冒険できた素敵な秋の一日でした 立冬も過ぎ だんだんと秋も深まって来た11月前半の山歩きは高取城址からキトラ古墳へと歩きます。ずっと以前に耳我古道という珍しく印象深い名称の道程とともに高取城址へ登ったことが思い出され、今回はキトラ古墳へという事で、とても楽しみなコースでした。 壺阪山駅を9時半前に出発し、少し進んだ所で“1+1=2―!! ”『高取まつり』の短冊を檜に吊るした軒先が続き、城下町の雰囲気が残る街並みを歩き、野菜・果物のお店に寄り道休憩。観音院通りを右折したのが10時過ぎ、橋の手前で左折後、川沿いの道を進みます。ピンクのミゾソバが可愛く、民家の前を通り樹林の道へ足を踏み入れたのが10時20分頃。坂道から石段を登り壷阪寺到着は10時35分でした。 ひと休みして右手の階段を登り道路へ大きな観音様が見えました。Uターンするように道路を歩いて左手の山道へと入り、五百羅漢の道へと足を運んだのが10時55分頃でした。岩に彫られた いろいろな姿の仏様や天女様を見ながら城址への道を歩き、神社跡を通り苔むした石垣が現れました。 藩士の人達も通勤登城は
さぞきつかっただろうと思うほど、幾重にも回らされた高い石垣を廻り込むように進み、本丸まで200mという所で11時45分“こっちが近道ヨ―”と呼ばれた石垣の間を登り584mの山頂三角点に
やっと来れました。11時53分です。 ランチスポットは広場の方の陽の当たる場所へと移動。ハイカーや観光客も多く、小春日和の陽を背に
ほっこりタイム。会長達も到着です。広大な砦のような城郭は多種多様な樹林が、どっしりと聳え立ち本当に気持ちの良い光景でした。大きな大きな杉の木に帰りの元気を貰うつもりで抱きつき、12時25分に出発しました。 土佐街道へと進んで右折した所で猿石を12時43分に見て尾根道へ。『明日香村、栢の森まで2km』の木標があり、その後Jの分岐で休憩が1時5分。さらに進んでK大根田分岐に1時45分、その後
史上最強のヤブコギに突入が・・2時頃。背丈ほどある笹が生い茂り、蔓が頭上や足元にも絡まり、倒木も多く緊張の連続。滑らないように気を張っていてもズルー。思わずこんな筈でなかったのに・・・。 全員無事に脱出したのが3時前、木の葉の彩り画が変化した山道から里に出て、穏やかな風景のキトラ古墳に到着が3時7分。柔らかな緑の素晴らしい風景でした。古墳を背に“you and me!! ”趣のある壺阪山駅に戻ってきたのは3時半。2万2千259歩でした。 空気が透きとおった様な澄みきった青空の下、心が洗われて行く様な素敵な秋の一日、凄いヤブコギも冒険できたし、お仲間のお陰で無事に歩けました。本当に有難うございました。 (羽木 敬子さん)より |