ヒカゲツツジ   日本一低い分水界

清水山 から 向 山

29.4.22(土)  < 晴れ >

 

 

 

麓の石生は、黒井川と高谷川の分水点の町で、本州で一番 標高の低い中央分水界である。それを取り囲むように連なる稜線は、ヒカゲツツジで有名。9年振りの催行だが、その時は、私は病気入院中で同行できなかった。

 前回は観音堂登山口から時計回りで鳳翔寺へ下山したが、今回は逆回りで計画した。大阪から6両の快速が篠山口で、2両の列車に乗り換えるとハイカーで超満員。どうも皆 向山のヒカゲツツジが目的地のようだ。石生駅に着いたら殆んど下車して、足早にスタートして行った。

 我われは ゆっくりと支度をして10時過ぎ、登山口の鳳翔寺へ向かった。同じ方向のグループは見当たらない。左回りは我われだけのようだ。9年前には道標も無く、小径も はっきりせずヤブも多かった、と聞いていたが、立派な道標が案内してくれ、登山道も確りしていて、また 他の登山者に邪魔されることも無く、順調に清水山三角点を通過して、中間地点の蛙子峰で昼食にした。

 その辺りからヒカゲツツジのトンネルで対向ハイカーも多くなったが、スムーズに交差して進み、最高地点の五の山、向山と順調に歩き、三の峰からの下りは対向者がほとんど無く無事に下山できた。天候に恵まれ、満開のヒカゲツツジにミツバツツジの向山に大満足の一日になった。健康に感謝。(松喜)

 

 

 

思い出アルバムレポート

小滝さん

高橋さん

中川さん

羽木さん

花めぐり 恵

 

 

 

 

486回  向山連山・ヒカゲツツジ  2017422

山歩2回連続の悪天候、今日は前日から晴れ 安心して集合場所へ、

車中にも強い日差し2時間の電車の旅、JR石生駅1056

先着さん合流。今日は急がずゆっくり花を楽しんで4時の電車目標で

1020スタート、鯉のぼりも、いらっしゃいと出迎え、写真、鳳翔寺で準備

向山連山登山口1030GO1055天狗岩このコース踏み跡しっかり

有るが、巨岩の多い山道、1125剣爾山、亀岩、博打岩通過し、

だがツツジが少ない、終わったのかな、イルカが立っている様な岩、

ガラ場の様な登り道も〜うんざり、1150 P542清水山、メシまだ〜。

蛙子峰1225食事タイム、4名急いで通過ここはコース真ん中かな、

急降下こわー、直ぐ登りも〜エ〜蛙子展望岩、

怖い、頭パニック、元の道へあれ、ツツジ満開増えてきた

1315五の山P591通過、1330向山山頂、記念写真休憩、

スタート直ぐ大量のツツジ、写真タイム、皆さんいい写真とれたか、

誰かモデルいらんかの声、左右のつつじ見ながら歩く。四の山、三の山、

1435岩座展望所、ピンクの三つ葉つつじが私も見てねと言っている、

時間に余裕有るのでペース落とす、滑りやすい下り

誰か石落とすな、Sさんヒンヤリ、1455二の山四等三角点、

先発4名236電車乗ったと電話。あとは417発に合わす、

1525集落に出る、1540石生駅ゴール、

だが2両電車 満員になるほどのハイカー待ってる、今日も御苦労さま 

             (小滝さん)より

 

 

季節を満喫できた向山でした

百穀を潤す穀雨も過ぎた4月後半の山歩きは丹波の向山です。石生駅はハイカーのグループがあちこちに。9年前に訪れた頃は静かな駅でしたが・・・。畦道の傍らにはジュゥニヒトエやキランソウ、ノビルが目につき“1+1=2―!! ”を終え、1020分頃出発。小川の脇にはツクシもいっぱい。両側の藤の木を楽しみながら公園を通り、10分後に鳳翔寺登山口に到着。白い花のオドリコソウが迎えてくれ、頂いたリンゴを頬張りながら登山道へと入りました。

足下のスミレを踏まないように歩を進め、登りが厳しくなるにつれ足が重く感じられ、歩けるかしら、と少し不安になりました。1115分“ヒカゲツツジよ!! ”の声。本日のメインフラワーです。サワテラシとも呼ばれ、明るい陽射しを好まない、という花。優しい黄色で清らかな佇まいの美しさに、ホッとします。

気を取り直して登り続け416mの剣爾山到着が1123分。その後 亀岩、博打岩 何故だ―?と言いつつ、イルカ岩と進み反射板のある清水山に到達が1155分。545mの三角点にタッチ。昼食はもう少し先で、と進み、珪石山の分岐を1210分に通過。攣りそうな足でしたが頭上で声がするので、もうひと奮張りと登り562mの蛙子峰到着が1220分。樹林の中でのランチタイムです。

健脚さん6人は ずっと前を歩かれている様子です。私達とは反対側から登って来られたのか次々とハイカー達と出逢いました。昼食を終え元気百倍。1時前に出発、連山の最高峰Fの五の山591m到達が115分、展望所を1時半に通過し、ツツジのトンネルの道を歩いて569mの向山 三等三角点にタッチしたのが135分。会長のカメラに向かい“you and me!! ”と笑顔で大合唱。気分大いにハイになりました。

その後 深坂北峰521m145分に越え、四の山511m25分に、そして三の山470m223分に踏破。アセビの咲く亜炭展望所で会長から“歩いて来た山がよくみえるでしょう”と・・・。緑や青の中に淡いピンクが少し混じる美しい風景。よく歩いたナァ―・・・と感動です。岩座展望所で240分、四等三角点のある298mの二の山到着が255分。

白い小花が咲く木が目につき、ハカセは『ミヤマガマズミ』だろうと教えてくださる。ミヤマシキミも白い花が咲き、下山の道はゴロゴロ石の上に落葉が、急斜面もあって緊張が続き、赤いツツジの咲く観音堂登山口まで下りて来たのは325分。無事の下山にホッとしました。

9年前とは反対のコースでしたが、体力の衰えが少し悲しく思い、それでも生気が山に兆し、樹林の中は若葉で生命感に満ちており、爽風に力を得て数ある展望所から眺める風景も、様々で楽しく季節を謳歌できたのは、とても嬉しいことでした。お仲間のお陰で今回も無事に完歩できましたこと感謝申し上げます。本当に有難うございました。           (羽木 敬子さん)より

 

 

 

 

 

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