サギソウを求めて

淡河山地の池沼めぐり

29.8.26(土) <雨のち曇りのち晴れ>

 

淡河の池沼 サギソウ

 

 

思い出アルバムレポート

中川さん

橋さん

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優雅に舞っているようなサギソウが・・・

処暑も過ぎた8月26日、早朝の大雨に気を揉みましたが、早いうちに止みひと安心。残暑の日差しを受け たおやかに揺れる稲穂。心地良い風景のバス停に到着したのが9時。今回のメインフラワーは淡河の沼地に咲くサギソウ。準備を整え9時25分頃出発。コマツナギやハクチョウソウが田園風景に彩る中、大歳神社に拝礼したのが9時40分。緩やかな登り道を進んで9時50分、クサギの白い花が満開の川沿いから「太陽と緑の道」とある樹林の中に入り、少し登った所に以前何かを祀った跡なのか、石塔や水場がありました。

その後 野瀬大杣池の横を通り、両側に小さな池の間を抜け10時半頃Bの道路との出合へ。左に進み1050分 シラヤマギク、アキノタムラソウの傍らで水分補給して天保池に到着が1110分。“咲いている。咲いているヨー!! ”の弾む声。サギソウがあちこちに、真っ白で いとも優雅に舞っているようで見入ってしまいました。お供のようにシオカラとんぼもスーイスイ。

暫く楽しんで元の道に戻り、この日一番の難所かもといわれたヤブコギの道を登りました。E鹿見山の交差到着が1215分頃。道路へと上がり、日陰を見つけてランチタイム。糖分、塩分と巡り、身体も満足状態。

1245分に出発。センニンソウが咲き乱れ、ヤイトバナの別名を持つヘクソカズラも可愛い白い花がいっぱい。少し下りて、また登りがあるなァ―、と思いながら足を運び、514mの四等三角点のある花折山到達が115分でした。

そこから下山の道も気を抜けず、稚子墓山・原野・志久峠の分岐に出たのが140分。稚子墓山への分岐で左へ、渓流に沿って荒れたゴロゴロ道を下り始めたのが2時前。ガンクビソウやノギラン、ハナタデ、キンミズヒキやマムシグサも実をつけていました。

バス停への別れ道で210分。箕谷駅へ直接向かうことにし、蝉の混声合唱を耳にしながら住宅地に出て来ました。空地には どこもかしこもタカサゴユリが群生しており、暑い単調な道路歩きを和らげてくれました。箕谷駅到着は320分でした。

今回はサンポラ貸切のようなコース、前回のイワタバコのように、日頃目にすることの少ない山野草、舞姫のようなサギソウを充分に楽しめました。いつもの事ながら お世話になりました皆様本当に有難うございました。        (羽木 敬子さん)より

 

 

 

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