曽爾の異峰 鎧岳・兜岳

30.10.13(土)< 晴れのち曇り一時しぐれ >

 

 

                       鎧兜             小滝さん より

 

 

久しぶりの晴れ間となり安心して出かけた。曽爾高原の西向かいにある異様な山容の鎧岳と兜岳へ。今回のコースは15年振りで、北へ連なる清水峠から清水山を越えて鎧・兜へ。峠に上がったら林業の作業道が清水山の近くまであり、ヤブも すっかり消えて見通しも好くなり、ヤブ山だった清水山には山名板もあった。心配していた台風の倒木も それほどでなく鎧岳までは予定どおり歩けた。

その後の鎧の下り、兜の下りはコースが荒れ、かなり厳しかったがリーダーの適切な
誘導で全員無事に下山した。

 

 

コース

上本町(7:53発、急行青山町)=名張駅(9:03)乗換え

バス (9:35)=伊賀見大橋・・(林道)・・清水峠・・・P702・・・

清水山(876)・・・鎧岳△点(894)・・・峰坂三津峠・・・兜岳(917)

・・・メナシ地蔵・・・山荘前・・・曽爾横輪バス停(17:00)

太良路バス停(17:06)=近鉄名張駅=鶴橋駅

 

 

 

思い出アルバムレポート

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小滝さん

羽木さん

 

 

Wさん

曽爾の異峰   鎧岳・兜岳     2018-10-13

今日は、曽爾高原の向いの異峰の山縦走、伊賀見大橋〜清水山〜鎧岳〜兜岳、21名ドラマを創る。天気も晴れの間に薄曇り(山日和)電車バス2時間、伊賀見大橋バス停で準備、写真、グループ単位でショウトカットok,  10:40直ぐ左折れ集落の舗装道からスタート。林道の杉の葉 腐葉土でやわらかい、足に優しい登り永遠続く、清水峠まで。1120、うあ 本格的な登り、エ〜清水山(7861220曽爾高原眺め、昼飯、鎧まで行きたいが無理か。

1250スタート、腹七分目にしとき、まだまだキツイ登りやで、もう、踏み跡はっきりコースは分かりやすいが、首を上げないと見えない程きつい登り、先頭から後方まで長い列、雨がぽつり、心配無いバンガレ、1330鎧岳山頂(894)三角点タッチ、一休憩。

これから今日の一番難関、兜へ、ブレーキ効かない急降下怖い、次心臓破りの登り、また下り次はロープと三点着地で怖い登り先頭に着いて行けない、あかん、まって女性は底力ある、ああ、兜(920)山頂着いた1430、休憩。

Cあたりでショウトカットグループもあり、先頭6人予定コース行こ、下り登り、石の滑り台を、降りるの怖い、指導受けながら下り登り、笹竹強いから、滑り止めなるよ、教えてもらい、何とか進めた、何とか1520延命地蔵着いた。

これより舗装林道、ああしか言うことない、バス太郎路1705充分時間ある、済浄坊渓谷行こ、名所の滝倒木で行けない水の中石渡り何とか滝見れた1545、元の林道戻りサンビレジ経由横輪バス停へ6人、1620バス停着。

2人切符の都合で太郎路まで歩く、1650バス停着、Sグループもゴール、1706発バス乗車、名張1805電車で帰宅に向かう、無事元気で帰れました。心臓も破裂せず、楽しい思い出できました、御苦労さま、有難う。

(小滝 さん)より

 

 

 

 

完歩できた満足感と寂寥感も

少しずつ深まりゆく秋ですが10月後半のハイクは曽爾でも際立つ山容の鎧岳と兜岳。今回のコースは15年の5月に歩いた道程。その後23年の8月には済浄坊渓谷を経て兜、鎧と歩きました。

時効も好く今回出発点の伊賀見大橋のバス停で標高350mということなので、何とか完歩したいと思いました。1040分、意気高く“1+1=2―!! ”を終え出発。林道を歩き樹林の中を清水峠で1130分。稜線を左に進み、アップダウンを繰り返し876mの清水山到着は1220分でした。

ランチタイムの後、少し下りて登り返して鎧岳へ。下りて来た先行隊にエールを貰い894mの三角点にタッチできたのが120分。感慨に浸る間もなく下山をはじめ、兜岳へ左折する場で迷った末、Yさんと別れ先行く人を追いました。

険しいアップダウンが始まり“高原が素晴らしい”といわれ、ホッとひと息です。逢坂三津で何人かと別行動になりましたが、ますます厳しくなったアップダウンに身体が後に反り返りそうで、見かねた後ろの仲間が、ザックごと持ち上げて下さったり、足が攣りスプレーをかけてもらったり、と ようやくの思いで920mの兜岳山頂に到着が245分。

休憩後、とても細かい等高線に“下りは ゆっくり下りましょう”というSさんの言葉で、岩を掴み、ロープや鎖を握りソロリソロリと下り、急斜面から沢へと下りましたが、前方は豪雨の被害で倒木に遮られ、数bの斜面を登り道路に出ました。

振り仰いで鎧兜岳の山容を見ると屏風のような凄い岩壁が見えました。よく登れたナァーと思いつつ でも もう二度と来ることはない、と思うと高揚は、すぐに寂寥感になり、ちょっとオセンチな気持ちになりました。

目無地蔵を通過したのは4時頃、山荘の手前で東海自然歩道へ入り、雑木林の中に夏の終わりのようなマツカゼソウが一本だけ白い花を咲かせていました。薄暗い道が明るくなる手前でアケボノソウが可愛い花を咲かせており、その群生に今年も見ることかできた!! と、最後に素敵なご褒美と最高に嬉しかった。

道路へ出て少し急がないとバスが・・・という事で必死の早歩き、先行隊は きっとヤキモキして待っているのでは・・・といいながら無事合流できました。56分のバスに乗車、家路につきました。2万7千174歩。今回もまた お仲間のお陰で無事に完歩でき、とても有難く嬉しく思います。本当に有難うございました。
                         (羽木 敬子さん)より

 

 

 

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