南丹・朝日山から丁塚山

30.2.11()  雪のち曇り

 

                       稗田野・佐伯遺跡から朝日山〜丁塚山への尾根を望む              中川さん より

 

 

京都の奥座敷といわれる湯ノ花温泉の南にある朝日山から東へ尾根伝いに丁塚山へ歩いた。

バスの便の関係でスタート地点の稗田野・佐伯遺跡11時となり心配されたが、

降りしきる雪を物ともせずに、健脚揃いで急尾根を登り、

所どころに天然記念物「田野・菫青石仮晶」露岩を見ながら朝日山の三等三角点を確視した。

午後はルンルンの尾根もあったが、400峠の折り返し点から尾根への取着きが難しく

二回ほど迷い、倒木をもぐったり跨いだりの連続で丁塚山に着いた。夕日は かなり傾いていた。

そこからは尾根の方向を慎重に確認しながら無事に天川に下山した。

 

 

思い出アルバムレポート

中川さん

小滝

羽木さん

 

 

朝日山 御苦労さまでした

バスの時間上スタート遅く、一部カット有りましたが

山にはいろんな環境があることが分かりました。

危険、緊張、感動、感激、団結 今回よく分かりました。

楽しみました、コース倒木で不明な所多く、迷いましたが

迷うのも楽しいです。有難うございました。

( 小滝さん )より

 

 

 

大きな半円の虹が、今日は幸先が良いと

立春寒波の長い居座りが ようやく立ち去ったかのように思えた頃、雨で順延になった2月前期のハイクは南丹の朝日山から尾根を歩いて丁塚山を経て亀岡までという道程です。京都の手前で山を背景に地上から大きく半円を描く虹が見え、今日は幸先が良いかな・・・。

バスの運行が少なく、目的地の佐伯バス停に到着が1043分頃。広々とした田畑や家並みの中を歩き、御霊神社に着いたのが11時。神殿に無事を祈願の後、コース説明。低山なので優しい道程ではあるが、長い距離なのでショートカットしても可、ということでした。“1+12―!! ”を終え、1115分出発。

10分ほどの大池の側の132m三角点に、まずタッチ。蓋付きの三角点でした。なだらかな坂道を進んで神蔵寺に。樹林の道へと進み、右手の小さな橋を渡り、落ち葉の盛り上がった谷筋を登り始めました。木の根が隠れているので悪戦。それに倒木が多く潜ったり跨いだり、ようやく尾根に出てホッとしました。

健脚さんはズンズン登っていきましたが1250分になっていたので、風を避けてランチタイムに。この辺りはヒダノ石と呼ばれる黒緑色のような波打った石が有名だそうで、足元に注意が いきました。442mの朝日山三角点に到達が136分。登頂写真を撮り下山開始、それからの尾根歩きは快調で、P427を通過、風穴のような大石もあり峠に下りて来たのが220分頃。

休憩後歩き出した道は、冷気を含んだ風が肌をなでるので身体が固くなりそう。3時前目印のテープで尾根に登り、また左の尾根に登る所は少しバックして進み、357mの丁塚山に着いたのは4時でした。午前中と違い お天気は好くなったので遅い感じはしませんでした。

そこから無事に下山したのが445分頃。辺りは一面ソーラーパネルの地でした。長閑な田園の道ですが、バスの時間が気になって急ぎ足。穴太寺の門は閉じられていて、中の様子が見られなかったのが ちょっと残念でした。501分のバスに丁度間に合い、駅に向かいました。田畑の奥に山並みが続いていましたが、登ってきた山はどれだろう・・・? 24千歩近い道程でしたが、疲労感が思ったより感じなかったのは、長い登りが無かったからでしょうか?

まだ山々は眠っているようですが、今月末ぐらいからは冬芽も彩られて行くかも、と楽しみです。冷たく澄んだ空気の清々しさを感じた、一日でした。いつもながらお世話になった皆様、本当に有難うございました。      (羽木 敬子さん)より

 

 

 

 

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