千刈ダムから丸山湿原

30.8.25(土)  <曇りのち晴れ>

 

 

 JR宝塚線不通のため「和田寺山からサギソウの群生地へ」は中止にした。

このため諦めて帰られた人も多数。残りの10人が道場駅に12時だった。

相談の結果、千刈ダムからサギソウの丸山湿原へ。台風20号の大雨で全開放水の

豪勢なダムを眺めながら昼食をとり湿原を目指した。沢の入り口から登り出し

尾根を一つ越えて次の尾根を北東に登り、三つ目の尾根を越えて丸山湿原へ。

観測台から目を皿にして見渡したが、今年は花期が早く、遠くにやっと一輪だけ。

それで半分満足。武田尾駅から5時半の電車で帰った。

 

 

 

電車不通で・・・楽し、番外のハイキング

処暑も過ぎたというのに まだ残暑の厳しい825日、和田(わでん)()山とサギソウの郷へのハイクが、JR宝塚駅の信号機トラブルで不通に。待ちきれずに半数のお仲間は帰られたそう。2時間後の11時過ぎに運行を始めたので、連絡を取り合って12時前に道場駅に10人集合しました。

相談の結果、サギソウが主役ということで2年前に行った丸山湿原へ。その時とは逆コースで、濁流の武庫川沿いの道路には色とりどりのサルスベリやクズの花、センニンソウなどが咲き乱れ、東山橋の手前で左へと進み、浄水場から羽束川沿いの細い道を歩いて、見上げるばかりの千刈ダムに到着、水は放水されていました。1245分堤防の細い通路の上でランチタイムです。脇には多肉植物が覗いていました。

110分に出発。橋の上に立つと風景は一変、驚愕する光景が・・・、高さ42m、幅100mという千刈ダム。しかも全開放流されているので、とてもダイナミック 初めて見る見事な眺めは壮観でした。ここで“1+1=2―!!“ 橋を渡って少し下り、沢の入り口から登り始め、小径は荒れているところもありましたが、森の中は重たげな蝉しぐれ、たまの爽風に助けられながら足を運びました。

2時前 P270で休憩、冷たいゼリーを頂いて ひと息つきました。再び樹林の道を進んで下り、湿原到着が3時。左に進むようにとの指示で視点場到着が3時15分、草が茂りサギソウは・・・?と、目を こらすけれど わからない。物見台の先へ進み、10メートルほど先に白いものが光っているのが見え、会長がカメラに収め“見てごらん”翼をひろげたように一本のサギソウ。肉眼では見えなかった貴重な一本でした。

Aさんが“ギボウシ”に似ていると見つけた 淡いピンクの花は日当たりの良い湿原に咲くコバギボウシだと思います。湿原の入口まで戻り、栗の木や紅色の実をつけたツチアケビ2本に お久し振りと声を掛け、銀杏の実がたくさん落ちている駐車場に着いたのが3時50分。

バス停まで約2`とあり、それからはガンクビソウやキンミズヒキ、ツルボやキバナコスモスなどが咲いている道を歩き、黄金色に波打つ稲田の風景に癒されつつ、バス停到着が4時20分。会長から よく頑張りました、と冷たいシソジュースが ご褒美に、有難くご馳走様でした。

武田尾まで行きJRで帰途に。1万8千169歩でした。予想外のダムの放流風景や お目当てのサギソウも見ることができ、素晴らしいハイクとなりました。いつもながら お世話になりました皆様、本当に有難うございました。  (羽木 敬子さん)より

 

 

 

 

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