山背の峰々を歩く

大展望の万灯呂山

30.9.23 (日) < 晴れたり曇ったり >

 

京都タワーから学研都市まで大遠望できた           中川さん より

 

 

またまた雨天順延して実施した山背の峰々と万灯呂山は9時半に京都線・山城多賀駅に22名が集合。ルートの前半は ほとんど踏み跡のないヤブコギと全体には先の台風による崖崩れと倒木の難コースだったが、的確な地図読みとGPSで無事に踏破した。

 

 

コース

大阪駅(8:12発、大和路快速)=奈良駅(9:05)乗換え(9:08)

山城多賀駅(9:29)・・鏡谷山(176m)・・△点 二ノ頭後(288m)・・

万灯呂山・大峰(303)・・龍王の滝・・(南谷川)・・山城多賀駅

 

 

思い出アルバムレポート

中川さん

高橋さん

羽木さん

 

 

ヤブコギと倒木の難コースに小さい秋も

雨で順延となり翌23日の日曜日、山背古道に沿う峰々を歩きました。手にした地図は超がつくロングコース。自分の体調を考えてコースを選ぶように、@〜Aのコースはヤブコギを冒険してみては・・・との説明でした。

10時前1か月振りのハイクに お仲間は張り切って出発。町並みから茶畑の道はキツネノマゴ、真赤なルコウソウ、ハナタデ、曼殊沙華、ヤマゴボウやクズの花と秋の野草が咲き、小さな丘で休憩し“1+1=2―!! 1020分頃でした。

ヤブコギが始まり、低木や蔓、太い竹が倒れ 全身運動の登りが続き、全身汗だくの辛い登り道、鏡谷山への到着が1115分。その後も思い足取りで林道へ合流、さらに登り続けて288mの三角点のある二ノ頭後の下に到着したのが12時も過ぎた頃でした。先陣組の声が微かに聞こえましたが、会長が“ここで食事にしましょう”天の声のようで ほっとしました。

食後は気分よく出発でき、しばらく歩を進めて三角点から下りてきたグループと合流。高尾山と大焼山はパス。林道は先日来の大雨や台風で、大木が根元から倒れコースを塞ぎ難行の道となり、枝の上に乗ったつもりの足がスッポリ下まで落ち、モタモタして渋滞を起たり、と迷惑をかけてしまいました。

その後は何とか歩を進め万灯呂山への標識を見たのが215分、あと700mという標示で気を取り直して道路を登り、待望の万灯呂山(大峰)303mに到達したのは255分。文字通りの素晴らしい大展望が秋空の下に広がり感激でした。

大いに満足して龍王の滝への下山を始め、川音を耳にする頃には歩き易い道となりましたが、途中倒木が重なり進めなくなったので手を借りて徒渉、向かい側の道へ進み龍王の滝到着が335分。落差13mとあり下まで下りましたが、豪勢な滝音は恐ろしい程でした。

通行止めらしい・・・といわれた道を急ぎ足で進み、ナギナタコウジュやアキカラマツ、ゲンノショウコやヒヨドリバナ、ヤマジノギクやアケビ、ダンドボロギクなど小さな秋が あちこちに見られ心地良い。

山道から道路を歩いていると民家の方に呼び止められ、9月から1115日まで京都から奈良にかけての山々はマツタケの入札が終わるまで入山禁止のこと。立て札も無かったし匂いもしなかったけれど・・・。“まあ、何事も無く好かったネ”といわれました。

無事に山城多賀駅に着いたのは425分。2万3千35歩、御前中はこんな調子で・・・と不安でしたが、後半はお陰様で まあ元気に歩けました。台風や大雨で山がこんなにも荒らされるというのは驚愕でした。久し振りで長い道程を歩くことができ、いつもながら力を貸して頂いて感謝です。本当に有難うございました。

(羽木 敬子さん)より

 

 

 

 

 

 

歩みのTOP

山歩楽会のTOP