雪の瓢箪崩山

31.1.26(土) <雪のち晴れたり曇ったり

 

 

 

今冬一番の寒気が日本列島を襲い、京都の街も前夜からの降雪で真っ白。

今回のコースは300から400mの峰が連なり、複雑な尾根が入り組んで、

地図読みの修練エリアとして最適な所。今回は三宅八幡の北の妙見宮から取りついた。

登り初めの尾根には雪が無かったが、西明寺山からの尾根に合流すると一面雪道となり

周りの木々は見事な霧氷で感嘆しきり、時折り強風が吹くと枝先の雪が落下して、

直撃を受けたり、猛吹雪の様になり悲鳴も上がる。箕ノ裏岳への予定だったが、

年に一回あるかないかという素晴らしい雪山に大満足して、寒谷峠から岩倉に下山した。

 

 

アルバム  レポート

高橋さん

羽木さん

北山の寸写

 

 

 

コース

淀屋橋(8:10発、特急)=出町柳駅(9:04着、叡電乗換え(9:15)

八幡前駅(9:26)・・・三宅八幡宮・・・妙見神社・・・P346・・・

P461・・・瓢箪崩山(532m)・・・寒谷峠・・・岩倉=出町柳駅=

淀屋橋駅

 

 

日頃

日頃見られない雪景色に・・・気分爽快

大寒の1月後半の山歩きは瓢箪崩山から箕ノ裏岳、10年ほど前の初秋に歩いたと思います。今冬一番の寒さの中、洛北の三宅八幡駅に着いた頃は雪がチラチラ。“今日も どうぞ無事に”と祈願。天候によってはコース変更も、と会長の指示。身支度を整え、負けるもんか!! と声を大にして“1+1=2―!! ”を終え、10時過ぎに出発。尾根コースなので、ゆっくりと・・・ということです。

妙見宮の急な階段を登り、そのあとは緩やかな登りの道は、微風で雪が踊り、しなやかに萩が揺れているようで心地良く、まだ余裕がありましたが、先頭さんは調子が好いのか、ペースが少しずつ早いような、ついて行くのに汗が噴き出てフーフー。思わず これも歳の差か・・と僻み根性。P314に到着が11 20分頃で小休憩。

雪は止み間なく降り、足元も緊張が増すけれど霧氷が素晴らしい。P461に着いたのが12時前、比叡山も見えて少し元気が出た。まだ暫くは登りが続く中、木の葉の葉擦れ音と共に雪が舞い落ち一瞬周囲は真っ白に。こんな情景は初めてで足が止まりました。

気を取り直し やっとの思いで瓢箪崩山の532m三角点にタッチできたのは1235分。陽が注ぐ中、葉をつけた枝に雪が ふんわり広がりコットンフラワーを連想させ素晴らしい光景。ハイな気分でザックを開けた途端に、雪がドサッと落ちてきたりしましたが、何とか食事を終え15分頃出発。

10cm位の積雪で下りも緊張。Sさんの“ゆっくり頼みます”の呼びかけに、下からリーダーSさんの“OK”の返事。岩の崩れた所や倒木もありましたが、適切に下りてくださった お陰で無事に寒谷峠下りたのが1時半前。雪も止まないし大原か岩倉に下りるか相談の結果、岩倉へと決まり、足元に充分 気を使いながら池の端の道路に出てきたのが225分頃でした。

近くのバス停に向い244分のバスで出町柳へ、帰途に就きました。靴に雪がまとわり着いて、足が重かったけれど、思いがけない雪山歩きができた事は、日頃の風景で見られない雪景色が見られたことで気分爽快でした。楽しかったです。皆様のお陰で無事に歩き終えましたこと感謝です。いつもながら有難うございました。
                          ( 羽木 敬子さん )より

 

 

 

 

 

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