船岡山から左大文字 31.2.9(土) < 曇り空つづく > |
船岡山から左大文字を望む 中川さん |
京都市内が一望できる船岡山へ。ここには明治天皇の御下命により創建された 織田信長を祀る建勲神社があり。その後 五山送り火の左大文字山を訪ね、 鷹峯、鷲峯そして歴代天皇御陵の衣笠山まで、ゆっくりと歩いた。 |
コース |
阪急梅田駅(8:14発、快速急行河原町行)=大宮駅(8:57着)乗換え市バス 206=船岡山バス停・・・建勲神社・・・船岡山△(142)・・・ (鏡石通) ・・・衣笠常修寺・・・大文字火床・・・大文字山(234) ・・・鷹峰(260) 鷲峰(314)・・・衣笠北尾根・・・御陵尾根・・・衣笠山(201)・・・ ・・・立命館大前バス停 |
植物達に春の訪れを教えられて・・・ 立春も過ぎたというのに相も変わらずの厳寒です。2月前半の山歩きは京都の船岡山から左大文字山そして衣笠山へ。電車の車窓から見える山並には冠雪もなく、ホッとしました。 最初に船岡山へ。明治天皇が織田信長父子のために創建されたという建勲神社に。その後142mの三等三角点の頂上に着いたのは10時20分頃でした。戦時中に建てられたという珍しいラジオ塔を背に“1+1=2―!! ”。その奥の山肌に くっきりと浮かぶ「大」の字、左大文字が。 風もなく心地良い空間を身体中で味わいながら市中を歩いて衣笠常修寺墓所に着いたのが11時前。墓所の最上部から左手に斜めに尾根へ。そこを登って左大文字の火床へと出たのが11時15分。心地良い空間、古都の展望に感動でした。そのあと234mの大文字山を越え鷹峯に向いました。 山では春一番に花が咲くアセビがオットサイトの花をつけ木々が葉を落とした枝先には赤い芽が少し膨らんでいます。寒い寒い、と思っていても植物達は
ちゃんと春の訪れを感じとっています。260mの鷹峯に着いたのは11時48分、早速昼食となりました。前回の瓢箪崩山と違い曇り空でも風は無し、寒さを感じることなく のんびりとしたランチタイムでした。 食後
鷲峯に向って進み、ソヨゴの木が赤い実をたくさん付け綺麗でしたが、太い木でありながら驚くほど根が浅く、ザックリと倒れていたり枝がぶら下がっていたりで、背を伸ばしたり縮めたりして314mの鷲峯に到着は12時50分頃。休憩の後、下山を始め1時40分頃道路に出てきました。 住宅地から苔生した坂道、石段を登り参陵道に出たのが2時40分頃。静寂な御陵尾根へと進み、堀河天皇、一條天皇陵を拝。そのあとの急坂を喘ぐように登り、衣笠山を巻くように歩き、急斜面を下山しました。滑る人もいて緊張の連続でした。無事に立命館大前のバス停に着いたのは3時13分。気温は低かったけれど気持ち良く歩きました。 |