酒呑童子の大江山

31.3.23 (土)  ・・・曇り空のち小雪チラつく・・・

 

 

                     残雪もあった大江山            中川さん

 

 

 酒呑童子が住んでいた山として、よく知られている。今回は鬼嶽稲荷から

千丈ヶ岳(大江山)、鳩ヶ峰、鍋塚の峰々を早春の息吹を感じながら縦走した。

 

 

思い出アルパムレポート

中川さん

羽木さん

 

 

コース

大阪駅Cホーム(7:23発、福知山行)=福知山駅(9:28)バス乗換え

=鬼嶽稲荷・・・大江山(833)・・・鳩が峰(746)・・・鍋塚(763)

・・・稜線駐車場(バス)= 福知山駅(15:58)=大阪駅(18:49)

 

 

大展望に満足の大江山

桜前線が賑わい始めた頃、3月後半のお山は鬼の伝説で知られる丹後の大江山。今回も18キップで福知山まで行き、ジャンボタクシーに乗換えて鬼嶽稲荷まで。青々とした麦畠の中を鹿が数頭走っていく様や長閑な菜の畑、酒呑童子の郷に入ると赤鬼青鬼のお出迎え、それに枯草や木々の間には明るいクリーム色の花をつけたミツマタがたくさん見ることができ、長い車中も飽きることがない。稲荷神社に到着は1035分頃。

まずは お参りを済ませて身支度を整えて出発。樹林の中に木段が続き、風は冷たく登り道でも身体は あまり温もらないけれど遅れることなく、気持ちよく歩けそうな気分でした。赤石分岐の手前の815mピークで115分頃。

緩やかな尾根道を登り、頭上が眩しくなり広々とした山頂が現れました。素晴らしい大展望。遥かに日本海、丹波や但馬の山が眼前に迫って来てワクワク。思わず なだらかな芝生の上をスキップして833mの三角点にタッチ。興奮が覚めると やはり寒く、小さな小屋に入って昼食。中の土は霜柱でバリバリでした。はちきれそうな声で“1+1=2―!! ”とバンザイをして鳩ヶ峰に向いました。

木段を下りて樹林の中へと進み、快調に尾根を歩いて鳩が峰到達は12時40分、爽やかな空気で英気をもらって746mの峰から尾根道を下り、稜線駐車場に到着が1時10分頃。ザックを置いて鍋塚を往復。別行動のお二人にエールを貰って出発。

手前から見るとお椀を伏せた芝生の山に見え“綺麗な山だね”と言いながら登りましたが、途中から大きな石の剥き出しの所が たくさんあり、下りは要注意だナァ‐と思いながら763mの鍋塚到達は1時40分淡い雪が風花のように舞う中を駐車場に戻り、全員揃って“1+1=2―!! ”の大合唱。

2時15分頃に出発して駅へ帰着は3時15分頃。1万6千歩余りです。3時58分の電車で帰途に。大江山は とても遠かったけれど穏やかな日差しの中、風光明媚な景色があちこちに見られ良かったです。いつもながらお世話になり本当に有難うございました。

                         (羽木 敬子さん)より                         

 

 

 

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