回 山歩楽会

六甲山沙羅双樹の花

9.6.21(土)  < 晴れ >

 

事前申し込みが19名だったので、資料を25人分しか用意してなかった。阪急梅田駅の集合場所には当日参加が多くて大慌て。810分発の三宮行き特急に乗る。830分に岡本駅に着く。改札を出たら、さらに大勢の当日参加者や、ここに直行した人で大混乱していた。なんとか受付を済ませ、総勢30名。840分出発。駅の東の踏切を渡り山へ向かって住宅地を通り、突き当りの神社で地図読みの説明の後、いよいよ六甲山最高峰931.3m)に向ってスタート。八幡谷の右岸を登る。10分ほどで八幡滝が見えたが水は枯れていた。沢沿いにさらに10分ほど登ったら大阪湾が一望できた。

まもなく八幡谷から離れて急登になる。林の中だが暑い。喘ぎあえぎ登る。10時打越峠に着く。先頭の人達は、もうそこにはいなかった。とりあえず10分間 休憩をとる。打越峠からは尾根道となり、アップダウンも少なく、涼しい風も吹いて心快かった。先頭に水場で待つように伝言を頼んで道を急ぐ。やがてロックガーデン〜風吹岩からのルーと合流すると急に登山者の数が増え、一列となって進む。まもなく岩道を下り、ゴルフ場の間の急な登りをつめ10:40分、水場にやっと到着。大勢の人達が休んでいて、水場は長い行列になっていた。そこで10分間の休憩をとり、冷たいタオルで顔を拭いて生き返ったよう。

雨ヶ峠は1110分、七曲りの入口は1140分に通過したが、それからが大変だった。ペースが ガクンと落ちて、少し登っては休み、また少し登っては休みながらの人が二,三人いて、励まし励ましながら、ようよう一軒茶屋を1220分に通過。最高点には12時半に辿り着いた。最後の一人が一軒茶屋に到着したのは120分だった。昼食後130分に六甲最高峰のケルンの前で記念写真を撮る。

午後のスタートは150分。登りでフラフラだった人達も昼食をとり、ゆっくり休んだら、すっかり元気になっていた。有馬まで ほとんど休まずに一気に下った。炭酸泉源に250分。そして念仏寺に着いたのは丁度3時だった。お寺の座敷から眺める庭園には大きな沙羅双樹の古木が見事な花をつけていて、芝生の上に落下した様は、平家物語の無情を思わせるようであった。住職さんより いろいろと謂れを聞き心が洗われる思いがした。門前で全員揃って記念写真を撮って解散した。今日は本当に暑かった。有馬の湯で汗を流して帰途についた。(M

 

 

 

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