稲村の涼しい風にふかれて

 

お盆目前の晴天の日、知人からの誘いで大峰の稲村ヶ岳へ出かけました。最終バス(17:55)を目標に登山途中でも引き返すということで出発しました。

近鉄下市口で下車、洞川温泉までバス(休日ではないので時刻注意です)。 盆休み利用でしょうかテント持参の方も居られ、2台のバスが同時に出る程で人気の山なんだと感じました。

洞川着(10:35)、登山口までは大峰山の“だらにすけ”の看板の店が両側に並び、豊富な湧水が店先の水鉢から溢れ、良い風情です。

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登山口(11:00)出発、木立の中は良い気持ちで順調に進みました。法力峠で昼食。(12:40)に稲村小屋を目指して、鉄橋をいくつも通過ですが、足元が崩れて厳しい所も何か所かありました。

木陰が強い日差しを遮って歩き易く、(13:00)少し前に小屋のある山上辻に到着。気温は22度と別天地です。ここで時間の都合で女人大峰とされる大日山の岩峰に登ることに、大日キレットがくっきり。岩場にはホトトギスやシモツケ草が鮮やか、鉄はしごと木の根を掴んで1689mの大日の頂上をクリアした時には、しばし時間を忘れる展望でした。

 

小屋(15:40)下山開始でバス停にはゆっくり間に合い帰途に着きました。自宅では午後から雷雨だったとか。山行きが晴天で幸せでした。    (ビワマスさん)より

 

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