オリエンテーリングって何? |
昭和39年(1964)10月東京オリンピックが開催され、わが国の陸上選手の成績は最終日にマラソンの円谷選手が、かろうじて3位になり、やっと唯一日の丸が掲揚された、という残念な結果でした。さきの愚かな苦しい長い戦争の結果、国民の体力が著しく低下したとされ、政府は”国民健康づくり”運動を推進することにした。 このために北欧で普及していたオリエンテーリングを導入。全国47都道府県に各10から15のオリエンテーリング・パーマネントコースをつくり、だれでも、いつでも好きな時に
ゆっくりとハイキングを楽しめるようにした。一つのコースは約10`で、10ヶ所ほどのポスト写真左(ボイント)があり、ポイントには名所旧跡などが含まれていて、順番に楽しく歩けるように設定されている。 一方、若い人、元気な人たちは、地図とコンパス(方位磁石)を持って野山に設置されたフラッグ写真右(チェックポイント)を正確に通過してタイムを競うスポーツとして取り組んでいる。体力だけでなく正確な地図読み能力や
より速い道筋の判断能力なども必要とされる、戦略性の高いスポーツとして発展した。 これまで経験のない初心者の方も、是非一度足を運んでチャレンジしてみてください! |