鞍馬尾根 縦走

2.1.25(土)  <晴れのち曇り>

 

中川さん

 

 

東の鞍馬川と西の貴船川、アソガ谷に挟まれた南北の長い尾根が鞍馬尾根である。

気温0度の花背峠から標高800の天狗杉へ急登。旧花背峠を経てアップダウンを繰り返し、

深い森林と歴史の鞍馬寺の聖域を通るため、慎重な気配りをしながら

倒木と二度の激下りに耐え、標高200の貴船口に無事に下りた。感動 !!

 

 

思い出アルバムレポート

中川さん

高橋さん

羽木さん

 

 

コース

大阪梅田駅(8:04発、快速急行)=烏丸駅(8:49)地下鉄乗換え

(8:59)=国際会館(9:15) 乗換え臨時京都バス(9:30)=花背峠

・・・天狗杉△点(837)・・・旧花背峠・・・林道・・・P674・・・

P634・・・鞍馬山(584)・・・義経公背比石・・・大杉権現社・・・

南尾根(激下り)・・・叡電貴船口駅(15:30)=出町柳駅

 

 

超激急斜面を無事に・・・感激 !!

好転に恵まれた1月後半の山歩きは、牛若丸伝説も語られる鞍馬尾根です。思い出したのは木の根道と紅葉を堪能した楽しい尾根歩きでした。

貸切バスで到着した標高759mの花背峠は気温0度、寒さを吹き飛ばすように“1+1=2−!! ”を終え、出発したのは10時半過ぎ、少し歩いて左手の沢道の急登から尾根に上がり、今回の最高点の天狗杉837mの三角点到着が11時過ぎ。

ひと息ついて下り、途中に「チマキザサ」を保護育成している場所がありました。地蔵堂のある旧花背峠には1115分に着き、そこから湿った落ち葉の道や泥道が続き、12時頃やっと日当たりの良い小高い場所で切り株もたくさんあり、身体もほっこり温まっていたのでランチタイムとなりました。

湿った切り株には小さな赤いコケがびっしり生えており、コナオカミゴケと教えて頂く。P634を通過したのは110分頃。樹林の中緩やかなアップダウンの道を進んで経塚のある鞍馬山584mに到着できたのが145分頃。

背くらべ石を過ぎ、奥州へ向かう牛若丸が別れを惜しんだとか…。この辺りから木の根道が始まり、巨木の大杉の中を歩き、大杉権現社と高札のある周辺は無残に壊れ、瓦が散乱していたり、積み重ねてあったり、杉も倒れ無残な情景。自然災害の凄さに声もない。

気を取り直し、足元は必死の足運びです。最後の100m近い下りは超激急斜面。よくよく注意のこととの説明だったので、前の人の足跡を ゆっくり辿り、無事に道路に下り立った時は、全身の力が抜けたようでしたか、とりあえず ホッとしました。

貴船口駅に着く頃には元気になり345分の電車で帰途に就きました。二日後に目に留めた新聞に、登山の格言として“登りは体力、下りは技術”とあり、成程とリーダーに感謝の思い。この日は積雪もなく、また皆様のお心遣いのお陰で無事に完歩でき嬉しいです。本当に有難うございました。        (羽木 敬子さん)より

 

 

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