三上山と紅葉の五重塔

27.11.15 (日) <小雨のち晴れ>

 

 

中川さん より

 

 昨年12月のポンポン山 以来一年振りの雨天順延となった三上山。7時半に大阪駅に着いたら人身事故で京都行きが不通となり、急遽 京橋から学研都市線経由で集合場所の棚倉駅へ。皆さんも それぞれにルートを考えて合流、22名となった。

 駅前の湧出宮を参拝の後、予定より少し遅れて10時過ぎにスタートした。午前中は小雨があったが、カイガケ道から三上山の頂上に登った時は青空が広がり、展望台から山城、平城の360度の展望を楽しみながらの昼食。

午後は急坂の冒険の道を下り、また急登の階段道を耐えて海住山寺へ。文化財特別公開期間中とかで入山料300円だった。国宝の五重塔や重要文化財に指定された文殊堂をはじめ、山門、本堂、本坊、鐘楼、奥の院、薬師堂などの伽藍が、紅葉に包まれていた。

 

 

想い出のアルバムレポート

小滝

羽木さん

 

 

 

451回  三上山と海住山寺の五重塔

 

計画日14日土曜日あいにくの雨で日曜日15日に延期、朝小雨

天気予報小雨から晴れ、山歩楽、晴れ女、晴れ男信じる、

大阪駅集合8時、あれ、構内放送京都線人身事故電車、運休まあ

会長速断、京橋学研都市線に変更、1時間2本だが正解9時23分

棚倉駅着何人かは、困難しながら30分遅れ、 御苦労さま。

駅前湧出宮で写真終え10時10分スタート22名 曇り

宮を通り抜け田園から整備された竹林へ入る広い落ち葉の多い道、

池を右に見、進む、B三角点藪中探すが分からないパス、

道も竹林から山道に変わりチラホラ紅葉 天気晴れ

C三角点11時20分タッチ 途中294、12時通過

ここから細い急登の道、昼まだ〜、12:30三上山展望台着、昼食

13時スタート。ウワ〜急降下冒険の道、細い尾根道、

九十九の急降下、森林公園抜け、長い階段の登り疲れた、

海住山寺ゴール14時 拝観料300お庭拝見、休憩

バラバラスタート、山門の坂道で誰か男性激しくズズ〜滑る、暑い

坂道、恭仁京跡へ曲がる道忘れ、木津川恭仁大橋渡り加茂駅15時

完歩、皆さん御苦労さま  (小滝さん より)

 

 

 

羽木さん より

冬の訪れを告げる立冬も過ぎた1115日 雨天のため順延になったハイク。家を出る頃は まだ時雨模様でしたが、大阪に着いた頃には止み ホッとしたのも束の間、JR京都線は事故のため運転取止めということで、環状線で京橋まで行き 学研都市線に乗換えて木津まで そこで乗換えて棚倉に到着が9時半頃となりました。

 お仲間が揃うまで駅前の湧出宮へ。鎮守の森の中 石畳みの参道を進んで重量感のある風流な拝殿に参拝。ずっと以前の歩き納めのウオークで逆コースの加茂〜棚倉へと歩いたなァー、と思いつつ 今日もどうぞ無事に、と祈願いたしました。

 次々と仲間が集まり、今日はヤブコギが無いので しっかり(・・・・)地図読みをしながら楽しんでください、との説明の後“1+1=2―!! ”を終え 出発したのが10時過ぎでした。長閑な田畑の道にはスズメウリが鈴なりの道、緩やかな竹薮の道へと進み、149mの三角点付近まで来たのが1055分頃、数人が登って行かれたが“不明”と戻って来られたので そのまま進み、次の三角点は どうしょうか…、と グズグズ迷っていたけれど“5分もかからないョ!! 待っているから…”と背を押してもらって頑張り、四等三角点207にタッチできたのが1116分。やっぱり楽しい気分になります。

 『かいがけの道』の標識を見たのが1155分。吹き出る汗を拭いながら登り続け空が見え道路へと出たのが1220分、横切った左側に『山上山へ』の標識があり、階段を ゆっくり登り、展望台の上から“早くー写真だョー!! ”の声、間に合いました。森を眺めつつ、広がる大自然を達成感を味わいながら楽しみ、サルトリイバラの赤い実の傍らにある三角点にタッチ、12時半でした。

 展望台の下のベンチに腰を下ろし昼食。Yさんお手製のナメタケの佃煮や美味しいお漬物、果物が巡り 賑やかなランチタイムでした。1時に下山開始、冒険の道に入り、昨夜来のしっとりした雨の匂いが漂うようなヒンヤリとした沢べりの道へと進み、渓流を渡り、135分 また少し登り始め、小さなアップダウンを繰り返しながら「らくなんトレイル」と標示した道から竹林の道に入り、楽しみにしていた海住山寺に到着が2時前でした。

 折角の機会だからと本堂内を拝観することにしました。襖絵や屏風、それに しっとりと濡れたような苔庭に暖かい色合いの紅葉の風景、その先に ひっそりと立っている背は低いのに素晴らしく太い木 さわやかな真白い花を咲かせており、係の人に尋ねると山茶花の一種という。心が満たされるような佇まいでした。国宝の五重の塔も年月を経た雅やかな素晴らしさ。センリョウやマンリョウそして此処に来て紅葉の美しさに浸りました。

 道路に出て加賀神社には行かず静かな加茂の町を歩き、道端のカラスウリに目を留めたり、葉を落とした枝に熟した柿が、陽を受けて鮮やかに輝いている情景は、文字通り秋の風物詩 郷愁をそそる様。加茂駅到着は丁度3時、23677歩でした。313分発に乗り、途中の奈良駅を通った時は とても楽しい旅をしているような心持でした。弾んだ気持ちで大阪まで帰ってきたのに、今度は阪急電車が武庫之荘付近で人身事故とかで宝塚線経由で帰ることになり、なんという日・・・と思いながら家路につきました。

 久しぶりのハイクでしたが、何とか付いて歩くことかでき、ホッとしました。たくさんの お仲間にお世話になり有難かったです。次回も また よろしくお願いします。

 

 

 

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