布目川(おう)(けつ)    笠置山

29.12.2 ()   晴れ

 

                            布目川甌穴                  中川さん

 

 

笠置山の東側を北に流れる布目川が木津川に合流する所は「布目川渓谷」と呼ばれ、

河床に広がった非常に堅い花崗岩に、大小様々な丸い穴が形成された甌穴がある。

くぼみに入った小石や岩石の破片が、渦流によって回転しながら掘ったというもの。

穴ができるまでには数十万年から数百万年かかると推測され非常に珍しい。

 また、国の史跡・名勝に指定されている笠置山は後醍醐天皇ゆかりの史跡をはじめ、

山頂の笠置寺には日本最古で最大の御本尊、弥勒石、虚空蔵石など たくさんの石仏や、

過っては修験道の行場として栄えた興味深い名勝地を山歩楽会の500回記念で歩いた。

 

コース

大阪駅(8:12発、大和路快速加茂行き)=加茂駅(9:25)乗換え

(9:36)=大河原駅9:51)・・・恋志谷神社・・・

十一面観音磨崖仏・・・木津川辺り地蔵石仏・・・布目川甌穴群

・・・三角点登山口・・・笠置山△点324.2m・・・

東海自然歩道出合・・・笠置寺(境内)・・・行宮遺址碑・・・JR笠置駅

 

 

思い出アルバムレポート 500

高橋さん

中川さん

羽木さん

 

 

 

2017-12-2  500回記念                   26

  京都・奈良の境 布目甌穴と笠置山

今日は予報通り快晴、朝の気温6度 気持ちいい天気と気持ちも晴れ、大阪駅800集合12分の大和路快速スタート、関西線大河原駅で全員揃う、冷たい風、晴れ、木津川が広い、沈下橋を渡り,恋志谷神社へ、コース説明ポイントの石仏歴史を帰る説明も、そして今回最高の記念の会、20周年500回祝いの会、会長から記念の品を頂き、会員有志から感謝の言葉をHさんが代読する、Hさんも401回参加おめでとう、涙でるからこの辺で。

さあ、1045スタート東海自然歩道、木津川沿いに歩き十一面観音磨崖仏1100通過、右川向こう発電所過ぎ、日当たりの良い沈下橋で集合写真1145、暖かい、まだ皆元気 26名木津川から離れ布目川へ、1210少し日陰だが甌穴を眺め昼食休憩、大きい岩に孔が掘れ水が溜る。

1240スタート、発電所過ぎ、直ぐ荒荒しい落ち葉で埋もれた急登、ウヒャ、三角点までえ 列に間隔空き大汗、落ち葉小枝、頭〜滑る、かさぎGC見える、細い山道小さなピーク過ぎ、P323三角点145タッチ、行き過ぎてバックする人も、ホットする。

これより道少し広くなり落ち葉の道になり、舗装道と並行の山道へと進む、番号、1〜18.GCから離れ分岐P286右、今度は下り、川石のような階段、東海自然歩道下り、笠置寺分岐、直進は駅方面、右より笠置寺境内へ9人分散行動になる。

私は寺周り日本最古虚空蔵石、修行場めぐり、見た事無い巨大岩に磨崖仏、カメラに入らへん、Yさん巨岩ゆすって動くウアア〜。山門出る 自然公園通過街へ出る、郵便局曲がる駅ゴール1540、電車まで40分程ある、あっ、会長と出会う、アッ、行宮遺跡行くの漏れた残念、9+会長2. 1628電車で帰宅に向かう、

無事めでたい、記念日、思い出に残せました、有難うございます。

次回新たに501回、妙見山で会いましょう、御苦労さま

         感謝の言葉通り 頑張ります    (小滝さん)より

 

 

 

5

500回にふさわしい素敵なハイクでした

北風が身にしむ季節、12月前半のハイクは笠置山と布目川甌穴です。大河原駅から恋志谷神社に着いたのが10時過ぎ、山歩楽会創立20周年と500回のセレモニーが行われました。会長から これまでの活動報告があり、お祝いの お赤飯と紅白饅頭が配られ、お仲間からも心からの お祝いと御礼を申し上げました。また この日のために何かとお世話をしてくださいました方々にも感謝申し上げます。

いざ出発と歩き始めたのが1040分頃。長閑な里を進み(笠置橋まで5km)とある標識を目にしたのが11時少し前、ゆったりと流れる木津川の池のように見える水面を右手に見ながら歩を進め、左側に岩に刻まれた十一面観音磨崖仏に拝礼してのち、右手の細い道を下り始めたのが115分頃。

川縁の地蔵石仏に拝礼後、頭上に濃いピンク色の実をぶら下げたサネカズラを見つけ、思わず可愛いいネ!! 昔は茎を煮て、その液を整髪に用いたので美男葛という名も。水量が増すと、水面の下になるという潜没橋で休憩し“1+12!!1145分でした。

この地 特有むらしい笠置形灯篭を見ながら(先々あちこちに ありました)。橋を渡り布目川公園に着いたのが丁度12時、河原に下り足元の甌穴を前にランチタイム。想像を絶する年月をかけてつくられた甌穴。

1240分頃出発。発電所前を通り左手の登山口へと進み110頃に右折した辺りから、聞いていた通りの(想像以上の)急斜面の登りです。途中立派なフユイチゴの美を口に、清涼感に癒されつつも ずっと続く坂道に萎えそうにな気持ちに。

1時半頃 標高300m位という所で小休憩。少し緩やかになり、左手下にゴルフ場が見える道を進み、150分、324mの笠置山三角点に到達。Tさんのカメラに向い、頑張ったので嬉しい最高のポーズ。下山を始め東海自然歩道との出合は212分。途中で帰る人達と別れ、笠置寺山門に着いたのが225分でした。

磨崖仏トレッキングの始まりです。巨大な岩壁のような弥勒菩薩様は後醍醐天皇が起こした 鎌倉幕府に対するクーデターで焼失。デジタル技術で復元した線刻像の写真が正月堂に飾られていました。この菩薩様は記憶にありましたが、他は覚えておらず 何という事かとガックリ。虚空蔵磨崖仏の美しく優しそうなお姿には魅了されました。

胎内くぐりでホッとし、ゆるぎ石には各自が挑戦、平等石から眺めた木津川の風景は絶景、険しい石段の登り下りを終えて 元の場所へ戻り、また石段と坂道を下りて車道へと出たのが335分。笠置駅に着いたのは340分過ぎ、全員無事に到着です。

今回は三角点までの急登が辛かったけれど、木津川の ゆったり流れに身をまかせるように気持良く歩けた気がします。笠置寺の磨崖仏の大きさに圧倒されつつも、平素目にする事のない風光が素晴らしく、500回にふさわしい素敵なハイクでした。いつもの事なから お世話になった皆様 本当に有難うございました。  (羽木 敬子さん)より

 

 

 

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