備前天狗山

31.3.9 (土)  < 晴れ

 

天狗山 頂上より               中川さん

 

 

 米相場の旗振り山、目の前には瀬戸海の島々、東は明石大橋、

南は四国の山並み、北は中国山地と360度の大展望を楽しみながら。

山麓の寒河八幡宮には、南極観測船の白瀬が持ち帰った「南極の石」があった。

今回は西登山口から時計回りで、予定より1時間も早く周回した。

 

 

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コース

大阪駅Dホーム(8:00発、播州赤穂行)=播州赤穂駅(9:42)乗換え

(10:00)=寒河駅(10:12)・・ (道路)・・西登山口・・(沢道)・・

岩場・・・三ツ池・・・西峰・・・中峰・・・三峰越・・・天狗山(392)

・・・前山(370) ・・・六合目・・・アンテナ中継所跡・・・寒河八幡宮

(南極の石)・・・寒河駅(14:54)=播州赤穂駅=大阪駅(16:43)

 

 

大きな大きな箱庭を見るような大展望でした

春寒しだいに緩む頃、3月前半のお山は備前天狗山。前に頂いた年表を見ると平成203月に寒河八幡宮から登り、日生へと下りています。今回は逆コース。この日はフレッシュな女性2人を お迎えして駅前で“1+1=2―!! ”そして10時半に出発。寒河八幡宮の前で、下から今日も無事にと祈願。以前に見た『南極の石』まだ あるんだろうな・・・と思いつつ道路を進み、西の登山口に11時頃到着。

皆の足は速く付いて行けるか心もとない。だんだん登りが険しくなり、汗だくで足が動きづらく、ひとりで長い目の給水タイムと腰を据える。先行のOさんが戻って来て、荷を軽くしてくださり、ご厚意に甘えてしまった。渓谷を進み、後のNさんが“下池からは少し楽になるから”とのことで、下池から中池に着いたのが1135分。リンゴを持って待っていてくださり、腰を下ろして頬張る。

大きな奥池は目が覚めるようなエメラルドグリーンで素晴らしい。元気を貰って進み、西峰到着は1210分。ランチタイムは、まだ なんだと思い、次の中峰も越え、前方を見ると皆が登っている列が見え、Nさん曰く“天狗山まで一気に行くつもりだ!! ”と…。歩を進めるが、シダ類が足やストックにからまり登り辛くて、思うように進めない。飴玉を口に気合を入れて進む、と上から“あと50メートルだからガンバレ”とNさんの声。

ようやくの思いで天狗山に到着は1250分。景色を見る余裕も無く、まず昼食と座り込む。微風も心地好く、ようやく 人心地がついたところで、岩の上に埋め込まれた392mの四等三角点に、思いを込めてタッチ。眺望は絶景、島々の緑に海の青さ、橋や遠くに見える山々。大きな大きな箱庭のようでワクワクする眺めでした。

115分下山開始。前山までは緊張感も余り無いように感じましたが、その後はジグザグの急斜面。人気の山らしく何組にも出逢い、ここを登るのは大変そう。下りるには歩きづらい、というよりゴロゴロのデコボコの急斜面で、転げ落ちそうな足元を一歩一歩確実に下りました。

途中にコバノミツバツツジが咲いており、紅色が鮮やかでした。八幡神社に到着は2時頃。休憩の後、寒河駅に220分に帰着。19千歩余り。予定時刻より1時間も早かった。それにしても10年前は元気だったなァー、と感慨の思いです。18キップで列車の旅も楽しみながら帰途につきました。今回も また助けて頂き本当に有難うございました。感謝申し上げます。           ( 羽木 敬子さん )より

 

 

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